産業廃水処理事業

有機系廃水の高度生物処理システム

一般家庭の飲料水から産業廃水、処理まで、あらゆる「水」の水質改善造水に対応

Nコーポレーションは人々の暮らしに欠かせない水の処理にも力を発揮しています。
一般下水、産業廃水など全ての下水処理に有用生物を使った処理システムで環境に優しく省エネを実現します。N市の浄化センターを始め全国の工場や病院で活用されています。
高度生物処理システムは、誰もが活用を試みなかった有用微生物を有効活用した処理システムです。
システムの大きな特徴として

  1. 高濃度BODを無希釈で処理可能
  2. 廃水処理場、浄化槽の悪臭の除去(アンモニア、硫化水素、アミン類)
  3. 脱窒・脱リンに優れた効果
  4. 余剰汚泥の減少
  5. 沈澱槽の汚泥沈降性の向上
  6. 温度変化に強い(10℃〜40℃)
  7. 高塩濃度での処理が可能

などが挙げられます。
有用微生物(BBS)は炭素と窒素で自分の体のタンパク質を合成します。窒素源としては、アンモニアの形で取り入れるため、処理の中で菌が増殖すれば、その分窒素は消費されることになります。窒素の多い廃水では、硝化菌とともに亜硝酸、硝酸の形にして脱窒を行います。
また、有用微生物は吸着力が強いため、リンや窒素を吸着し余剰汚泥として系外へ出します。
BBSは嫌気性特有の効果と好気性効果を合わせ持つすぐれたシステムです。従って既設設備(好気処理)のままで脱窒、脱リンを行い、廃水処理コストを大幅に低減させました。